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旅行・観光素材が充実!おすすめ画像サイト7選【フリー・有料・裏技も】

カメラを構える男性
悩む人
「会社でチラシやホームページを自分で作ることになったけど、画像はどうやって用意すればいいの?」

「旅のブログに使える写真サイトを教えてほしい。」


こんな疑問に、詳しくお答えします。

この記事では、特に旅行・観光系の素材が充実した、画像サイトを厳選してご紹介します。

 
レトト
この記事を書いた私は、旅行会社で営業をしながら、ホテルやツアーのチラシを20年間、自作して来ました。

旅行素材が充実したフリー画像サイト3選

まずは、無料で画像やイラストがダウンロードできるサイトです。

写真AC(photoAC)

写真ACサイト

無料写真素材なら【写真AC】

「写真AC」は、約220万点ものフリー(無料)素材がある国内サイトです。

  • 日本の観光地の素材が多い
  • 日本人モデルの素材が多い
  • 無料でダウンロード可能
  • 商用利用・加工もOK

ただし、無料会員はダウンロードの枚数制限などがあります。

プレミアム会員になると無制限!月額1,157円と格安です。私も4年前にプレミアム会員になりました。「イラストAC」や「シルエットAC」などの姉妹サイトでも適用されます。

私は、素材を提供する側の「クリエーター」「イラストレーター」登録もしています。

国内素材が豊富で、無料の写真サイトは「写真AC」一択です。

» 無料写真素材なら【写真AC】

↓ ACサイトはこんなすごいサービスも使えます!

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PC写真

Pixabay(ピクサベイ)

pixabay(ピクサベイ)

Pixabay

1.900万点以上の、ハイクオリティな画像が魅力の海外サイトです。
有料級のオシャレな画像が無料で使えるので、ブロガーにも大人気です。

  • 写真・イラスト・ベクター・動画
  • 日本語検索ができる
  • 無料でダウンロード可能
  • 商用利用・加工もOK

利用は無料ですが、クリエーターに寄付(自由に設定)をすることもできます。

有料サイトの画像と比較しても、どっちが有料か分からないほど高品質なので、利用しない手はないでしょう。

» Pixabay公式サイトへ

Unsplash(アンスプラッシュ)

Unsplash(アンスプラッシュ)

Unsplash

こちらも海外サイトです。写真のクオリティは非常に高く、とても評判の良いサイトです。どの写真もおしゃれで、つい見入ってしまいます。

  • 無料でダウンロード可能
  • 商用利用・加工もOK

1つデメリットは、英語で検索する必要があることです。ただ、「地名」などは日本語でも検索できたりもします。

» Unsplash公式サイトへ

旅行素材が充実した有料画像サイト4選

ここからは、有料の画像サイトをご紹介します。お得な定額プランもあります。

photolibrary(フォトライブラリー)

フォトライブラリー

写真素材-フォトライブラリー

最近、おすすめ画像サイトで名前が上がらなくなりましたが、私は一番最初から使っている国内サイトで、もちろん良いところがあります。

  • 写真・イラスト・動画
  • 15万枚の無料素材
  • 有料素材でも110円より購入可能
  • ロイヤリティフリー
  • 商用利用・加工もOK

ロイヤリティフリーとは、一度購入すれば、何度も利用できる素材です。

国内素材で、安いものを探すときは、こんな流れで・・

① 写真ACとphotolibraryで無料素材を探す。


photolibraryで有料素材を安い順に見る。


③ 550円以内でいい素材がなければ、PIXTAの素材と比較して決める。


 ※紙媒体で使う場合は、MかLサイズが必要なので、もう少し予算を上げます。

ちなみに、私は画像販売もしています。

» 写真素材-フォトライブラリー

PIXTA(ピクスタ)

pixta(ピクスタ)

写真・イラスト素材【PIXTA】

「PIXTA」は、写真素材が5,970万点以上の、日本最大級の画像素材サイトです。

  • 写真・イラスト・ベクター・動画・音楽
  • 期間限定の無料素材(毎週火曜更新)
  • 定額制プランもあり
  • ロイヤリティフリー
  • 商用利用・加工もOK

日本人・国内画像で高品質な素材を選ぶなら、断然PIXTAです。
photolibraryで見つからなかった画像も、PIXTAで探すといい画像が見つかるでしょう。

例えば、「草津温泉 湯畑」で検索すると、

・写真ACは、450枚
・photolibraryは、812枚
PIXTAは、4,160枚
(2021.2.24現在)

の素材が見つかります。

ただ、両方のサイトでアップされている画像もあります。価格差がある場合もあり、よく確認して購入することをおすすめします。

» 写真・イラスト素材【PIXTA】

Adobe Stock(アドビ ストック)

Adobe_stock(アドビ・ストック)

Adobe Stock

「Adobe Stock」には、写真や動画など合わせて約2億5千万点の素材があります。

  • 写真・イラスト・ベクター・動画・音楽・3D
  • illustratorやphotoshopと連携できる
  • 定額制プランもあり
  • ロイヤリティフリー
  • 商用利用・加工もOK

クリエイティブの最前線という感じで、見ているだけでワクワクしてくるサイトです。Adobeの画像編集ソフトを使っている場合は、特におすすめです。

日本人の素材はそこそこですが、日本の観光地の素材は少なめな印象です。

年間プランは割安な設定なので、継続的に素材を利用する場合は、有力な候補になります。

今なら、1ヶ月の無償体験版で10点の画像を手に入れることができます。

» Adobe Stock公式サイトへ

Shutterstock(シャッターストック)

shutterstock(シャッターストック)

Shutterstock

「Shutterstock」は、画像、動画、音楽など約3億7千万点という、圧倒的な素材数が魅力です。

  • 写真・イラスト・ベクター・動画・音楽・3D
  • 定額制プランもあり
  • サイト内エディタで画像の加工が可能
  • ロイヤリティフリー
  • 商用利用・加工もOK

日本人素材はAdobe Stockよりいくらか少ないですが、日本の観光地の素材は断然多いです

例えば、「日本人 女性」で検索すると、

Adobe Stockは、1,444,846枚
・Shutterstockは、1,174,155枚

姫路城で検索すると、

・Adobe Stockは、 3,031枚
Shutterstockは、14,644枚

函館 夜景」で検索すると、

・Adobe Stockは、730
Shutterstockは、1,492枚

(2021.2.24現在)

無料トライアルで、画像10点を無料ダウンロードすることができます。

» Shutterstock公式サイトへ

ウィキメディア・コモンズの画像を利用

ウィキペディア(Wikipedia)内にある画像が、「ウィキメディア・コモンズ(Wikimedia Commons)」の画像ファイルです。6,800万もの画像がアップロードされています。

ここでしか見つからない、マイナーな写真もあり、最終手段でここでよく探します。

少し難しいですが、「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)」という著作権のルールがあります。一定の条件を守れば、その範囲で自由に二次利用できます。

例えば、このサイトの別記事で使っているものをご紹介します。

ほたるいかミュージアム

Created by modifying “Hotaruika Museum, Toyama, Japan”(© tail_furry 2020(Licensed under CC BY 3.0))

富山県にある「ほたるいかミュージアム」の外観写真です。表示の意味は下記のとおりです。

Created by modifying:改変して作成(曇り空を晴れた空に入れ替えた)


“Hotaruika Museum, Toyama, Japan”:作品名


© tail_furry 2020:Copy right(©)・著作権者・作品年度


Licensed under CC BY 3.0CCライセンスの種類とリンク


日本語表記のパターンは次の章の写真をご覧ください。
複数のサイトを参考にしていますが、確証はないので自己責任でお願します。

観光協会やホテルから入手(裏技)

観光課や観光協会、温泉組合、ホテルなどから直接もらう方法があります。

自治体などのフォトライブラリー

銀山温泉

山形県 冬の温泉地(銀山温泉・尾花沢市) (© Koichi_Hayakawa(クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示4.0 国際))を改変して作成

都道府県や市町村の観光協会や、温泉組合などのサイトに、フォトライブラリーがあります。

一定の条件のもとに写真を無料で貸し出ししています。

だいたい共通するところは、こんな感じです。

・観光振興やPRが目的
・クレジット記載やリンク設置
・成果物を提出する

その協会によって、条件はゆるかったり厳しかったりします。画像の質もいろいろです。

観光協会やホテルからメールで送ってもらう

来島海峡大橋

愛媛県 亀老山から望む来島海峡大橋 (© 今治地方観光協会(クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示4.0 国際))を改変して作成

Webサイトからでなく、直接連絡して、画像データをメールで送ってもらう方法です。ホテルや旅館、観光施設についても同じです。

フォトライブラリーには掲載していない写真もたくさんあります。画像にお金を出さず、高画質なものが手に入るので、旅行会社なら常套手段だと思います。

しかし、旅ブロガーさんでも、相談によって使わせてもらえるんじゃないでしょうか。観光振興・集客において、ブロガーさんの役割は非常に大きいと思いますので。

施設によっては、使えるデータがなかったり、魅力的な画像がなかったりもします。もったいないなぁ~、と思いますけどね。

まとめ

以上です。私の場合は、自分で撮影したものを使う場合もあります。ただ、プロの写真には到底かないません。

チラシで使う大きめの画像や、ブログのアイキャッチ画像などは、できるだけ有料のものを使う方がいいでしょう。

一昔前に比べて、画像を手に入れる選択肢が圧倒的に増えました。そのすべての方法を駆使して、クオリティの高い作品を作っていきましょう。