天国にいちばん近い島、ニューカレドニア・・
本当に天国のような、「楽園」という名にふさわしい島です。
今回は、そんなニューカレドニアを120%満喫するために、出発前に準備しておきたいことや、知っておいてほしい情報をまとめました。
例えば、こんな疑問・・
離島は、『イル・デ・パン』に行くべきか、『ウベア』に行くべきか?
う~ん、どっちも良さそうなので、悩みますよね。
でも、ウベアへは便数が少ないので、事前に予約するのがベスト。
また、タヒチやモルディブに比べると旅行代金は安いですが、物価が少し高め。
できるだけ、現地での出費をおさえたいが、どうしよう・・・
こんな疑問はここで解決して、旅に備えましょう。
ニューカレドニアの基本情報
正式名称 | フランス領ニューカレドニア(Nouvelle-Caledonie) |
首都 | ヌメア(Noumea) |
民族構成 | 人口約27万人。メラネシア系45%、ヨーロッパ系37%、その他18% |
宗教 | キリスト教(カトリック6割、プロテスタント3割) |
公用語 | フランス語。ホテルやレストランなどで語も通じます。 |
治安 | 治安状態は良いです。 |
主要産業 | ニッケル鉱業、観光業 |
- ニッケル鉱山と日系移民
-
ニューカレドニアは、世界の4分の1のニッケルを埋蔵。第2次大戦までに、5581名の日本人が移民し、ニッケル鉱山で働きました。しかし、真珠湾攻撃がきっかけで、フランスは連合国側だったため、日本国籍の人々は敵国人として扱われました。現在、日本人の苗字を持つニューカレドニア人も多く、ほとんどがその日系移民労働者の子孫だそうです。
(引用:ニューカレドニア観光局)
- ニューカレドニアの独立運動
- ニューカレドニアは、南太平洋にあるフランス領の島・・・。独立をめざし、2018年と2020年の住民投票が行われましたが、いずれも否決しています。しかし、反対票はそれぞれ56.7%、53.26%とわずかな差でした。2022年には、3回目の住民投票が行われる予定です。
ビザ | 日本国籍で15日以内の観光は不要。パスポートは、3ヶ月以上の残存期間が必要です。 |
時差 | 日本より2時間進んでいます。時差ボケの心配はありません。 |
フライト | 東京と大阪からヌメアまで、エアカランの直行便が就航。飛行時間は約9時間です。 |
通貨 | パシフィック・フラン(CFP/XPF)。紙幣は、10000、5000、1000、500CFPの4種類。コインは、100、50、20、10、5、2、1CFPの7種類 |
為替 | 1XPF=1.17円(2023年1月1日現在) |
両替 | 空港の両替所、銀行、ホテルなど。ホテルは手数料無料だがレートが悪い。 |
電圧とプラグ | 電圧は220Vで周波数は50Hz。プラグはCタイプが主流。スマホやタブレットなど100V-240V対応の製品なら変圧器は不要。 |
飲料水 | 本島の水道水は飲めます。気になる場合はミネラルウォーターを。 |
チップ | 不要です。 |
気候 | 気温変化が少なく、1年を通して温暖で過ごしやすいです。最も暑い2月で約27℃、最も涼しい7月でも約20℃。雨季がないので、雨の日も一日降り続けることはほぼありません。また、本島と離島ではその日の天気は大きく異なります。 |
クレジットカード | 主要カードはVISA、MASTER、AMEX。JCB、DINERSはホテルや免税店などに限られます。 |
ニューカレドニアでは、メインはクレジットカードを利用し(レートと為替手数料が良い)、現金は少額だけ両替するのがベストです。
電話・ネット | |
フリーWi-Fi | ホテル・空港・カフェなどの公共施設利用者が無料で利用できるのが、フリーWiFiです。無料ですが、通信制限やセキュリティの問題があります。 |
Wi-Fiレンタル | 日本で事前に申し込めて安心。時短にもなります。ニューカレドニアで利用できるレンタルWiFiは以下。 ・グローバルWiFi 世界中でインターネット!グローバルWiFi |
SIMカード | ツーリズムカード ”Tourism card” ニューカレドニアで使えるツーリスト向けのプリペイドSIMカードです。国際空港到着ロビーの郵便局・市内の郵便局・スーパーなどで購入可能。料金は3,180CFP(1,500 CFP分の通信料含む。3ヶ月有効)。国内・国際通話、SMS送信、インターネットアクセス(3G、4G)ができます。 |
交通機関 | |
空港から市内へ | パッケージツアーの場合、送迎が含まれていることが多い。市内までバス又はタクシーで約50分。バスは飛行機の発着時間に合わせて運行しています。 |
路線バスTanéo | 2019年10月から運営会社が変わりました。1回乗車券300CFP、1日乗車券900CFP。1回乗車券は車内で購入。 |
タクシー | 流しはないので、ホテルやレストランで呼び出してもらいます。ココティエ広場の南側にはタクシー乗り場があり、客待ちをしています。 |
離島への移動 | ①飛行機・・・イル・デ・パン(25分)、ウベア(35分)、リフー(35分)、マレ(35分) |
②高速船・・・アメデ(40分) | |
③タクシーボート・・・カナール(5分)、メトル(20分)など |
ニューカレドニア旅行、計画・準備のポイント
それでは、いよいよニューカレドニア旅行のイメージを膨らませていきましょう。
ニューカレドニアは何日間で行けば良いか?
かけられる日程と予算にもよりますが、
できれば、6日間以上はとってほしいところ。
なぜなら、
日本からのパッケージツアーは、4、5、6、7、8日間が一般的ですが、
例えば、5日間の場合、
2~3日目・・・終日フリー
4日目・・・午前中チェックアウト 出発までフリー
5日目・・・ヌメア(00:50)発 - 成田(07:55)着
こんな感じで、
1日目と最終日は完全に移動です。
出発前日も何となく、せわしい感じ・・
終日フリーの日が2日間だと、あっという間に過ぎてしまいます。
私は1回目のニューカレドニアは6日間、2回目は7日間で行きました。
長めにとって大満足でした。
旅行先を南国リゾートに絞った時、いくつかの選択肢で悩みます。 例えば、 ・ハワイ or グアム ・バリ or セブ or プーケットあたりですね。でも、 「ハワイやグアムは買い物で忙しいし、次はもっと綺麗な海でのんびりしてみたい!」[…]
ニューカレドニアでやりたいこと、離島ツアーは外せない
ニューカレドニア旅行で、絶対に押さえておきたいのは、
- 離島ツアーに参加
- シュノーケリングなどマリンスポーツをする
- マルシェに出かける
- 天使のエビを食べる
- アンスバタビーチを散策
- ナンバーワンビールを飲む
他にもココティエ広場に行ったり、ショッピングやグルメなど、魅力がいっぱいです。
しかし、ニューカレドニアは何と言っても、
” 海 ” です。離島ツアーは外せません。
“ウベア島” or “イル・デ・パン島” or “リフー島” で1日(これは必須)、さらに、手軽に行ける”カナール島” or “メトル島” で1日(半日でも)は、組み込んでほしいです。
ニューカレドニアは、本島のグランドテール島も十分に綺麗なのですが、
離島の海の透明度はハンパないので、必ず行くべきです!
ただ、ウベアの場合はシュノーケリングには向きません。
シュノーケリングがしたい場合は、イル・デ・パンが正解です。
とにかく、離島とマリンスポーツをメインに、予定を立てましょう。
ニューカレドニアに行くなら、日本から持参した方がいいもの
現地で、出費をおさえることもそうですが、スムーズに快適に行動できるように、出発前に準備しておきたいものがあります。特に、気になるところをピックアップしました。
①シュノーケリング3点セット
現地でレンタルするより、日本で一式そろえておきましょう!あとでまた使う機会はきっとあります。
・シュノーケル
・フィン
②マリンシューズ
岩場や珊瑚のビーチを歩く場合は危険ですので、あると安心です。ストラップタイプのフィンを選んだときも使います。
③グローブ
私のように泳ぎが苦手の人は、珊瑚に近づきすぎた時に、珊瑚を指で触ってしまう場合があります。それで手を切ってしまうことがよくあるので、グローブをした方が安全です。
④水着
ハワイやグアムのように現地調達するのは、難しいと思ってください。種類が少ないですし、サイズも合わず、気に入ったものは見つからないでしょう。
⑤その他
・クレジットカード
・Cタイプの変換プラグ
・日焼け止め
・ティッシュ&ウェットティッシュ
・虫除けスプレー&虫刺されの薬
次に、海外旅行全般の持ち物も含めて、ひと通り確認してみましょう。
ニューカレドニア旅行の持ち物チェックリスト
※ニューカレドニア用に特化して作成してありますので、別の国に行く場合はご注意ください。
貴重品 | ||
---|---|---|
パスポート | 3ヶ月以上の残存期間が必要です | |
ビザ | 日本国籍で15日以内の観光目的は不要 | |
航空券 | 出発日時、航空会社、便名等を確認。eチケットは予備を含め2枚プリントアウトしておくと安心。 | |
現金(日本円) | 空港までの往復交通費と食事代、現地での両替分。 | |
現金(現地通貨) | 少額の両替で十分です。基本はクレカで。 | |
クレジットカード | VISA、AMEX、MASTERのいずれかがおすすめ。 | |
海外旅行保険の保険証 | 事前に加入がおすすめ。クレカに付帯の場合もあり。 | |
日程表 | 常に持ち歩くか写メを撮っておくのも良い。 | |
パスポート、各種証明書コピー | 万一、紛失した場合に備えて。 | |
証明写真 2枚(4.5×3.5) | パスポート紛失時に必要。 | |
国際運転免許証 | レンタカーは事前予約がおすすめ。多くの場合、25歳以上という年齢制限があります。パスポートとクレジットカードは必須。 | |
各種乗車券 | 自宅から空港までの高速バスの乗車券や、ツアーに含まれる現地バス等の乗車券がある場合。 | |
スーツケース・バッグ類 | ||
スーツケース | エアカランの無料受託手荷物は、23kgの手荷物1個です。鍵とネームタグも忘れずに。 | |
スーツケースベルト | 目印になる。カギが壊れた場合も使える。 | |
ラゲッジスケール | お土産をたくさん買ってスーツケースが重たくなると、受託手荷物の許容量が超えないか心配です。 | |
ビーチバッグ | 水着やシュノーケリングの道具、着替えを入れる。 | |
エコバッグ | お土産やスーパー等での買い物に便利です。大きめがベター。 | |
電子機器類 | ||
スマホ・携帯電話(+充電器) | 写真撮影・目覚まし・調べものなど、旅行先でも1台でいろいろ大活躍。 | |
WiFiルーター | 以前はグローバルWiFiのみ利用可でしたが、イモトのWiFiもホームページを見ると使えるようです。 | |
電源プラグ変換アダプター | Cタイプ(2穴丸型式)の変換プラグが必要。 | |
海で使うもの | ||
水着・ビーチタオル | 日本からお気に入りの水着を持っていきましょう。現地調達は難しい。必要な方はラッシュガードも。 | |
ビーチマット | 私は最近流行りのラウンドビーチタオルを使っています。おしゃれでおすすめです。 | |
シュノーケリングセット | マスク(曇り止めも)、シュノーケル、フィン。できれば、マリンシューズ、グローブなども。本記事参照。 | |
衣類・靴 | ||
サンダル | 南国リゾートですので、海でも街でも使えます。 | |
スニーカー | レストランなど、サンダルと使い分けて。 | |
着替え・下着など | これは個人差がありますが、旅行日数に合わせて持参した方が良いです。ニューカレドニアは洋服店が少なめで、現地ではなかなか気に入ったのが見つからないかも。 | |
フォーマル | ドレスコードのあるレストランなど、男性は襟付きシャツ・ロングパンツ。女性はワンピースなど。 | |
長袖・上着 | 季節により朝晩は少し冷えます。日本が冬の時は、温度差もあります。機内も人によっては上着が必要です。 | |
サングラス | 日差しが強いので、あった方がいいでしょう。サングラス越しの海も鮮やかで絶景です。 | |
日用品・その他 | ||
ティッシュ&ウェットティッシュ | いろいろと重宝するので多めに。レストランではおしぼりは出ません。 | |
日焼け止め | 紫外線が強いのでマストです。多めに用意。 | |
虫除けスプレー&虫刺されの薬 | 特に離島は蚊が多いので必要になります。 | |
医薬品 | 海外ですので、常備薬があると安心です。 | |
化粧水・乳液 | 部屋に帰ってシャワーを浴びたら、寝る前に、日焼け後の肌に付けた方がいいですね。 | |
洗顔料・メイク落とし | 夫婦やカップルなら洗顔料は共用でいいでしょう。 | |
歯ブラシ・歯磨き粉 | ホテルにより無い場合があります。 | |
コンタクトレンズ・眼鏡 | 普段使用している人は忘れずに。 | |
くし・整髪料・ヘアアイロン | 必要に応じて。 | |
生理用品 | 女性は必要に応じて。 | |
シェーバー | 男性は使い慣れたものを使いたいですよね。 | |
洗濯洗剤 | 水着を洗うのにあると良いです。 | |
タオル | お土産を包んでスーツケースに入れる時に役立ちます。 | |
ビニール袋・ジップロック | ジップロックは意外とマストです。 | |
ガイドブック・会話集 | 迷った時には頼りになります。 | |
筆記用具・メモ帳 | 無くても済みますが、使う機会は必ずあります。 | |
使い捨てスリッパ | ホテルの部屋用に。これも意外とマストです。 | |
他に必要なものがあれば記載 | ||
ホテルはキッチン付の部屋が、断然おすすめ!
ニューカレドニアのホテル選びは、
やりたいことの実現と、出費をおさえることのバランスを考えます。
目的の1つはなんと言っても、
マルシェ(朝市)で、天使のエビを買って、部屋で調理して食べることです。
天使のエビは日本で食べようとすると、とても高いです。
ニューカレドニアのレストランでも、ぜひ食べてほしいんですが、
きっと、もっと食べたいと思うはず。
マルシェで買えば、キログラムあたり約2,500CFPと、激安価格です!
私は1キロ買って、家族3人で2日でペロリでした。
食べ方は下の3つでしたが、料理好きな人はいろいろやってみてください。
・皮をむいて刺身で
・塩ゆでにして
日本で通販で買うと2倍近くしますので、ニューカレドニアに行ったら、
ぜひチャレンジしてみてくださいね♪
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他に、豊富な野菜や海の幸、スーパーではフォアグラの缶詰も安く買えます。
おいしいですよ (*´u`*)
キッチンを使うと、暮らすように過ごすことが出来て、ますますニューカレドニアが好きになること間違いなし!
まとめ
ニューカレドニアの人々には、なんとなく余裕が感じられます。
それは、過ごしやすい気候、美しい海、新鮮でおいしい食材、犯罪の少ない街・・・
ゆっくりと流れる時間がそうさせるのだと思います。
ニューカレドニアを旅すると、このまま住みたくなってしまいます。
でも、なぜかまたここに帰ってくるような気がします。
そんな魅力あふれるニューカレドニアへ、ぜひ行ってみてください。